こんにちは。ちいです。本日は、本年度中に設置が義務付けられている「脳卒中相談窓口」についてのお話です。

脳卒中治療におけるパラダイムシフト

脳卒中の治療は日進月歩ですが、脳卒中を診察する医療体制もこの数年で変わってきています。簡単に言うと脳卒中は「誰でも(内科でも外科でも)救急外来でみる病気」から「脳に携わる医者(脳神経外科・内科)が救急外来でみる病気」にかわりつつあります。

鼻血などで救急外来を受診しても、必ずしも耳鼻科の医者には診てもらえませんよね?脳卒中に関しても、受診当日は一般内科の先生に診察してもらうことが多かったですが、脳卒中というのはまさに1分1秒を争う病気です(Time is brain!!)。

救急外来の時点でできるだけ脳卒中専門の先生に診てもらうように制度が変更になりました。

一次脳卒中センターとコア施設

現在、脳卒中診療は2階建ての施設認定を行っています。

一次脳卒中センターとコア施設です。簡単に言うと、前者は「脳卒中に携わる医者が診察できる病院」、後者は「急性期の脳卒中の手術も24時間365日できる病院」です。

この施設認定の詳細に関しては割愛しますが、このコア施設で22年度中に設置義務が生じているのが「脳卒中相談窓口」になります。

一次脳卒中センター一覧はこちらから(コア施設の一覧はWEB上でみつかりませんでした、ちなみに、当院はコア施設です!)

以下は、脳卒中相談窓口マニュアルの記載です。

脳卒中相談窓口では,脳卒中専門医が責任者となり,脳卒中に精通した認定看護師 (脳卒中分野) や医療ソーシャルワーカー (社会福祉士等) が脳卒中療養相談士として中心的役割を担う.日本脳卒中学会学術集会で開催 (一定期間のオンデマンドも含む) される「脳卒中相談窓口講習会」の受講者 (受講証を発行) が当該年度の脳卒中療養相談士として認定される.必要に応じて理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,薬剤師,管理栄養士,臨床心理士 (公認心理師),精神保健福祉士等の各専門職を構成員に含める.また,両立支援コーディネーター研修受講者の参加が望ましい.

コア施設では、脳卒中に関する相談ができる

脳卒中コア施設においては、だれでも脳卒中の相談ができるようになります。お薬の相談やリハビリ、介護のことや再発予防など。まさしく私が広めたい知識を広く知ることができるようになります。

ぜひとも、かかりつけ(でなくとも)の施設に窓口があるか確認して、気になることがあれば相談してみてくださいね。本日はこのあたりで。

追伸:もちろんこちらのブログや私のTwitterは、皆さんの脳卒中窓口ですのでお気軽にご相談ください。

投稿者

ちい

神戸某病院で脳卒中外科医をしている「ちい」です。 2児(5歳♂3歳♂)の父親で、趣味でランニングとフィットネスボクシングしています。 脳卒中の1次予防(病気にならない、再発させない)、2次予防(早期発見、適切な治療介入)を中心として一般の方に理解しやすいよう情報発信していきたいとおもいます(不定期・更新頻度はおそめです)。 趣味のダイエットに関する情報も発信していきます。

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