こんにちは、ちいです。

本日はよく用いられる「脳卒中」の定義についてお話させてもらいます。

脳卒中とは、具体的にどのような病気のことを指すかご存じですか?

「脳出血(脳内出血)」「脳梗塞」「クモ膜下出血」の3者をあわせて「脳卒中」と呼びます。

外傷性の脳出血(脳挫傷や、急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫)や外傷後の血腫貯留(慢性硬膜下血腫)などは脳卒中には含まれません。

私は以前、四国で働いていたことがあります。四国のある地域では、脳卒中のことを「ちゅうぶ」と呼んでいました。チュウブ?tube?

はじめ、脳血管の障害だから血管→チューブ(tube)でそう呼んでるのかとおもいましたが、中国の言葉で[中風]という言葉から来ているようです。

出典はこちら

他にも中症、 中気 、 あたり とも称される ことがあるようです。中症、中気は同様に中国の言葉でしょうが、あたりは調べてもよくわかりませんでした。津軽地方で使われているようですが、詳しい方いらっしゃいましたらおしえていただければと思います。

脳卒中の再発のことは「あたりがえし」というそうです。ぜひとも、脳卒中に「あたらない」ようご自身でできる生活習慣を一緒に見直していきましょうね。では!

投稿者

ちい

神戸某病院で脳卒中外科医をしている「ちい」です。 2児(5歳♂3歳♂)の父親で、趣味でランニングとフィットネスボクシングしています。 脳卒中の1次予防(病気にならない、再発させない)、2次予防(早期発見、適切な治療介入)を中心として一般の方に理解しやすいよう情報発信していきたいとおもいます(不定期・更新頻度はおそめです)。 趣味のダイエットに関する情報も発信していきます。

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