こんばんは、ちいです。今日は筋肉痛で体が動かず大変でした。
さて、先日お話した睡眠と脳卒中のお話のつづきです。前回のお話はこちら
簡単に結果をいうと
6時間よりも睡眠時間が短いと脳卒中になりにくい
9時間よりも睡眠時間がながいと脳卒中になりやすい
というものでした。
一般的に7時間睡眠が最も死亡率が低いとの統計があります
出典:最適な睡眠時間って何時間? | 睡眠リズムラボ | 大塚製薬 (otsuka.co.jp)
このデータから、7時間がもっとも脳卒中が少ないのではないか…と、私も思っていました。
しかし、このデータは全年齢をあわせて検討したものになります。
赤ちゃんの睡眠時間が多い→脳卒中になりやすい というのは明らかな間違いですよね。
そこで、年齢によって適切な睡眠時間を検討しているのが次のデータです
出典:最適な睡眠時間って何時間? | 睡眠リズムラボ | 大塚製薬 (otsuka.co.jp)
65歳の適切な睡眠時間は6時間です。
脳卒中というのは、高齢者に多い病気です。そのような方々の適切な睡眠時間は、当然6時間より短いという結果になります。
ということは
年齢に応じた適切な睡眠時間をとることが、脳卒中の予防に最も適切である
というのが、睡眠と脳卒中に対する答えなのかと思います。余談ですが、全身状態や体調の悪い方は睡眠時間が長いようでご高齢の方でも9時間以上寝てることがあります。
体の調子が悪い→睡眠が長い、脳卒中にも罹患しやすい
特に体に悪いところがない→睡眠が適切な時間になりやすい、脳卒中になりにくい
ということなのかなと思います。
睡眠というのは、年齢や体調によっても必要な時間がかわってきます。睡眠時間自体が脳卒中を惹起するというわけではなさそうですので、適切な睡眠時間をとるように心がけましょう。